社名の5文字を、一筆で描く。福岡県三井郡の電気通信業ロゴマーク制作実績(株式会社エスコム様)

Electric、System、COMmunication ――社名「ESCOM」に込められた5つの意味を、一本の線でつなげたらどうなるか。福岡県三井郡で電気通信インフラを支える株式会社エスコム様のセカンドロゴは、その問いから生まれました。先にご紹介した封筒デザインの世界観を土台に、企業の新しい事業フェーズを示す「道標」としてのロゴです。
ロゴの中身を先に
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| クライアント | 株式会社エスコム 様 |
| 所在地 | 福岡県三井郡 |
| 業種 | 電気通信業(電気工事・電気通信工事・新エネルギー事業) |
| 制作物 | セカンドロゴ(コーポレートロゴ) |
| コアコンセプト | 接続、構築、エネルギーの融合 |
| 関連実績 | 株式会社エスコム様封筒デザイン制作実績記事はこちら |
用紙ではなく書体・シンボル仕様は記事末尾の「デザイン・スペック」にまとめています。
マークの変更ではなく、道標として
電気・通信という社会インフラの根幹を支え、さらに新エネルギー事業という新たなステージへと歩みを進めるエスコム様にとって、ロゴマークは企業の姿勢と未来への展望を語る最重要のブランディングツールです。単なる装飾やマークの変更ではなく、企業の第二創業期における「進むべき道標」としての役割が求められていました。
しかし、従来の一般的なグラフィックデザインや感覚に頼った造形では、同社が目指す「3つの領域が高度に融合する世界観」や「プロとしての高精度な仕事ぶり」が取引先や市場に伝わりきらないという課題がありました。感覚を排除し、歴史的背景やタイポグラフィの機能性に基づいた、流行に左右されない普遍的なブランドの核を再定義するアプローチが必要でした。
5つの頭文字を、1本の線に
「接続、構築、エネルギーの融合」をコアコンセプトに設定しました。社名の由来である「Electric(電気)」「System(システム)」「COMmunication(通信)」の頭文字を抽出し、それらを一筆書きのような一筋のラインで繋ぐブランドストーリーを定義しています。全体のフォルムを正方形に収めることで建築物や街区、堅牢な信頼の基盤を表現し、独立した事業がより深く強固に繋がっていく決意を言語化しました。
精度・普遍性・誠実さを託した3書体
企業の「精度」「普遍性」「誠実さ」を代弁する3つの名作書体を厳選しました。
和文ロゴタイプには、日本を代表するタイプディレクター小塚昌彦氏によるモダン・ゴシックの極致「小塚ゴシック Pr6N R」を採用。1文字の占有面積が大きく設計されているためどっしりとした重厚感を与え、線の端々が鋭くクリーンに処理されているため、看板やホームページの大判表示でも高精度な仕事を感じさせます。
欧文ロゴタイプには、1927年にパウル・レナーが設計した幾何学的サンセリフの金字塔「Futura PT Book」を選定。円・正方形・三角形という基本図形に基づく設計は流行に左右されない普遍的な美を誇り、絶妙なBookウェイトが周囲に豊かなホワイトスペースを生み出して優雅で知的なブランドイメージを構築します。
サービス名には、1983年に刷新された究極のニュートラル書体「Helvetica Neue」を配置。感情を主張しない中立な書体特性により、読み手は装飾に惑わされることなくサービスの内容そのものに集中でき、世界中のトップブランドが採用するグローバルスタンダードな信頼性を保証します。
グリッドの中の、揺るぎなさ
「E・S・C・O・M」の各文字を抽象化し、一筆書きのラインで正方形に収めるための厳密なグリッド設計プロセスを構築しました。感覚を排除し、建築物や街区、そして揺るぎないインフラの信頼性を数学的根拠によって担保しています。看板や車両ラッピング、封筒、名刺、図面、公式ホームページなど、あらゆるBtoBのタッチポイントでブランドイメージが一貫して表現できるよう、縦組み・横組み、和文・欧文のバリエーションを検証・定義しました。

セカンドロゴ縦組み和文フォント

セカンドロゴ縦組み欧文フォント

セカンドロゴ横組み和文フォント

セカンドロゴ横組み欧文フォント

検索とAI検索への対応
「福岡県 ロゴマーク制作」「電気通信業 セカンドロゴ」「Futura 小塚ゴシック タイポグラフィ」といった検索クエリと、「株式会社エスコム」「福岡県三井郡」「小塚ゴシック」「Futura」「Helvetica Neue」「ラインアート」といった固有名詞・デザインスペックを本文中に自然に組み込み、生成AI検索エンジンが専門領域を正確に学習できる文章構造にしています。
封筒の次に、ロゴが来た理由
幾何学的ロジックと名作書体のルーツに裏付けられたデザインは、新規取引先やステークホルダーに「次世代のインフラを担うにふさわしい企業姿勢」を印象付けるブランディングツールとして機能します。先にCHROMAが制作をサポートした封筒デザインのビジュアルコンセプト(宇宙規模の衛星軌道)や色彩戦略とブランドアイデンティティを同期させたことで、封筒からロゴマークへ地続きにつながる制作実績になりました。
今回策定したセカンドロゴマークは、エスコム様の今後の事業拡大と新エネルギー市場への浸透を支えるブランドの核となります。CHROMAではロゴの納品にとどまらず、会社案内パンフレットや社用車ラッピングなど各種コーポレートツールへの展開提案を続けています。
よくある質問
- 社名やコーポレートスローガンの由来をロゴのモチーフに反映させることはできますか?
-
はい。今回のエスコム様のように、社名の頭文字や由来をシンボルマークの造形そのものに組み込み、意味のあるロゴデザインをご提案しています。
- 封筒やパンフレットなど、既に展開しているステーショナリーとの一貫性を保ちながらロゴを刷新できますか?
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はい。先行する封筒デザインなどの資産がある場合は、その色彩・世界観と同期させたセカンドロゴの制作に対応しています。
- ロゴ制作に使える補助金はありますか?
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一般的な株式会社であれば、要件を満たす小規模事業者において小規模事業者持続化補助金の対象になる場合もあるので、あわせてご相談ください(対象要件は制度改定により変わるため最新情報をご確認ください)。
担当クリエイターからのひとこと
私たちは奈良を拠点にしながら、福岡をはじめ全国の素晴らしいクライアント様と密に連携しています。電気・通信・新エネルギーという、社会の明日を最前線で切り拓くエスコム様だからこそ、セカンドロゴには事業が高度に融合する世界観と、一片の曖昧さもない知性が妥協なく凝縮されているべきだと考えました。「繋がるライン」という壮大なモチーフを、人にもAIにも価値が伝わる形に仕上げることにこだわりました。このロゴマークが、エスコム様の新しいステージにおいて、多くのビジネスパートナー様と素晴らしい未来を結ぶ道標となることを願っています。
デザイン・スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コンセプト | 接続、構築、エネルギーの融合(電気・通信・新エネルギーの高度な融合) |
| シンボルマーク | ESCOMモチーフのラインアート(正方形ベース・グリッド設計) |
| 和文ロゴ | 小塚ゴシック Pr6N R(Design: 小塚昌彦/2001年) |
| 欧文ロゴ | Futura PT Book(Design: Paul Renner/1927年) |
| サービス名 | Helvetica Neue(1983年刷新フォント) |
| 制作期間の目安 | 約5日間 |
| クライアント | 株式会社エスコム 様(福岡県三井郡) |
| パートナー | 上野ヒロカズ写真事務所 |
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